YZF-R1のブレーキ周りの整備

バイク

こんにちは!
けん爺です。

今回はR1のブレーキ周りの整備をします。

まずは目視で

まずは見た目に異常がないか点検します。

ブレーキパッドの厚さやオイルの量
構成部品の劣化や欠損等、サービスマニュアルをみながらやりました。

そうするとパッド上にあるはずのパッドサポートが付いていませんでした。

早速YAMAHA純正部品を取り寄せ装着しました。

品番4SV-25919-00

ブレーキ周りは命に係るので下手なことはしない方が良いですね。

あとはオイルの色が黄ばんで明らかに水分を含んでいる様子でした。
タッチもイマイチ良くないので交換します。

ブレーキオイルの交換

準備するもの

  • ブリーダーホース
  • オイルボトル
  • ブリーダーナットを緩めるためのスパナ等
  • ブレーキオイル

これだけあれば誰でもできます。

これらがあれば良いです。

交換手順

それではフロントから交換します。

ダブルディスクなので左右にキャリパーがあります。
基本は距離の遠い方から交換していきますので
左側キャリパーから開始します。

まずはマスターシリンダーのキャップを空けて中のダイヤフラムに
不具合がないか確認します。

ここで破れや穴、劣化が激しい場合は必ず交換します。

ダイヤフラム

ダイヤフラムも水洗いして綺麗にしましょう。
もちろんマスター内も綺麗にします。

装着時は水分大敵!しっかり乾燥を!!

画像はダイヤフラムが伸びた状態ですが
組み込む時には縮めて装着しましょう。

今回はオイル交換なのでスポイトやシリンジ等で
マスター内の古いオイルも抜いておきます。

それが終わったら新しいブレーキオイルをマスターに注ぎ
ブレーキレバーを握ったままブリーダーナットを緩めます。

その際に注意しなければいけない事は
マスター内のオイルを切らさないことと
ブリーダーナットを締めるまでは
ブレーキレバーを離さないことです。

これらをやってしまうと永遠にブレーキラインからエアが抜けません(笑)

エアがどんどん少なくなり、出てこなくなります。
そして古いオイルが抜け、綺麗な色をした新しいオイルが
出てきますのでそうしたら完了です。

同じ手順でフロント右側とリアもやっていきます。

意外に忘れがちですがマスター側のエア抜きもしっかりやっておきましょう!

マスターのブリーダー

(我が家のR1は5VY用のマスターに替えてあります。)

交換後は

いきなり実走するのはやめましょう。

自宅の敷地内等で軽く走ってはブレーキをして
ちゃんと機能するか確かめてからにしましょう。

…それにしてもタッチが悪く感じるのは気のせいでしょうか?
友人はこんなもんちゃう?と言っていましたがやっぱり気持ち悪いです。

今度はR1乗りの方におススメしてもらったオイルを使用してみたいと思います。

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